私が生まれて14年半を過ごした町です。駅は珠洲市蛸島町の入口にありまして、国鉄・ＪＲ時代、駅名標が２つあり、その駅名標のある町が違っているため、住所表記も「石川県珠洲市正院町」「珠洲市蛸島町」の２つがあったという駅でした。蛸島町は漁港のある町で、実は駅から港はさほど離れていないのですが、港までの間に低い山があるため、何となく山の中にある印象があります。
のと鉄道の終点。ホームから少し離れたところで線路が終わっています。ここから１キロ、延伸させる計画もあったのですが、実現せず廃止の日が近づいています。
61キロのキロポスト。ホームの向かいにあります。国鉄・ＪＲ時代は、「能登線」の営業キロが「61.1キロ」だったのですが、のと鉄道になり、「61.0キロ」になりました。でもこのキロポストの位置は国鉄時代から変わっていません。
珠洲方面を望む。カーブして列車が入ってくるところをワクワクしながらみていた記憶があります。
駅舎にも待合室がありますが、ホームにも割と広い待合室があります。
駅前。県道沿いにあります。食堂・民宿があります。もう少し行くと、蛸島町の中心部です。
ここで「小」と印字された硬券をよく買った記憶があります。無人駅ですが、違う方が、のと鉄道関係の商品を売っています。
この待合室は昔と変わっていないなと思います。
ホームが駅舎より少し高いところにあります。ホームから駅舎を見下げる形になります。
停車中の列車。この光景もあとしばらくなんですね…。