ネタの旅

福井から自転車での帰宅


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●はじめに

 「自転車の旅」という中では、これは割と短距離の中に入るのではないだろうか。身近な人でも、金沢−大阪、金沢−名古屋という自転車の旅をした人もいるし、毎年夏になると「自転車少年」が、日本縦断や日本1周をしたりもする。また、岡山から秋田まで自転車で逃げたという人もおり、とてもとても、そういう話の中では福井−金沢間というのは短すぎる。

●経緯

 大学の時は金沢から福井まで通学していた。そのうち、主要な区間はJR普通列車で終わるのだが、家から金沢駅と、森田駅から大学までは自転車を使用していた。往復で4回、合わせて25kmということになる。その時、金沢で乗っていた自転車は中学校・高校と使用していたものをそのまま使っていたが、福井で乗る方は大学に入学するときに現地で購入したものだった。それが用済みになるということと、金沢で乗っていた自転車は度重なる延命改造にもかかわらず(ほとんど原型をとどめていなかった。)、もうそろそろ限界がきているということで、福井で乗っていたものをそのまま金沢で使用することとし、それを持ってくることになった。(その1年数ヶ月後、その持ってきた自転車も寿命で廃棄。現在は当時使っていた自転車いずれもない。やはり新車は加速が違いますね。)

 車で往復して持ってくれば、という話もあったが、せっかくなので乗ってくることにした。その数日後車で往復しているが、精神的な疲れは車の方が大きい。

●概要

 日付は1997年3月21日。最高気温が15度を超え、3月としては暖かい日だった。ルートを簡単に示しておく。時刻については詳細にメモをしたのだが、そのメモを紛失しているためだいたいの記憶である。

 【福井県立大学】12:00発−(国道8号線。丸岡町内から県道に入り、丸岡−芦原温泉間の北陸本線を渡る。)→【芦原温泉駅】13:00頃−(町道)→【細呂木駅】−(町道・パンク修理・北潟湖畔の県道)→【吉崎(県境】−(国道305号線)→【大聖寺】−(県道等)→【加賀温泉駅前】−(県道)→【動橋】−(市道・北陸本線を加賀市・小松市の境界付近で渡る。)→【小松市村松経由で小松空港裏】16:00頃−(県道)→【小松IC】−(県道・町道。根上町経由)→【美川駅】16:50着、17:00発−(県道、市道。CCZ、しおさい道路経由)→【自宅】18:05

注 6時間かかっているが、途中パンク修理があったことに注意。

●経路の方針

 最初は8号線を使うが、その後はなるべく使わない。JRの駅をなるべく経由する。それよりも大きな方針は勾配を避ける。これが第一条件。

●出発まで

 出発までであるが、まずはゴールである自宅を出発しなくてはならない。自転車を取りに行くということと、部活の若干の仕事をするために、福井へ向かう。最後の定期券も切れており、乗車券で森田まで行く。いつも通り金沢駅まで自転車で行く。この自転車はいつか金沢駅まで取りに来なくてはならない。そして、8:40頃の列車にのる。419系という、昔寝台座席兼用特急列車として活躍していた列車の改造車で、国鉄末期の金を使わない改造車である。いつも通り、森田駅に着き、いつもの道を大学まで向かう。おそらくこの道を自転車で走るのは最後だろう。そう思いながら大学へ行く。

 残った仕事をして、帰る準備をする。着いてから1時間ちょっとしか経っていない。遠距離通学で往復5時間かかるため、どれだけ授業時間が少なくても、また、授業がなくても5時間以上滞在することを旨としていたが、今日はそういうことをしていると家に帰ることができなくなる。今日は誰もいない部室で帰る準備をする。長期休暇の時、この部室にこの自転車を入れたことで、自転車の寿命が延びたことは確かである。そうでないと、直接雨こそ吹き付けないものの、外風が直に当たる大学と森田駅の自転車置き場にしか置かれない自転車である。

 部室に置いておいた空気入れを後ろの荷物置き場にくくりつける。ここに残していってもよいが、せっかくなので持っていく。これとパンク修理セットがあるので、途中でパンクをしても大丈夫である。実際今回はこれで救われることになるのであった。この空気入れも、当初はロッカーに入る小型の折り畳み式足踏み式空気入れを使っていたが、部室を自由に使うことができるようになってからは、家で使わなくなった普通の空気入れを列車で持ってきたのだった。

 そうして準備が整う。分かりやすいように12時ちょうどに出発することにした。天気がよいので今日に決めただけで、特に誰にも予告していない。珍しく誰にも会わなかった。特に見送る人もなく、いつもの区間を、いつもと違う道を通って、いつもの乗り物をそのまま乗り換えずにいつも帰るところへ向かうのであった。

●福井県立大学−芦原温泉駅

 いつも帰るように裏の門から出る。そして、すぐに吉田郡松岡町から坂井郡丸岡町に入る。そうしていつも通り九頭竜川の支流、五領川を渡り九頭竜川堤防を横断する。そしてすぐにその堤防を降りる。そしていつもの通り集落の中を通り、水田の中を通る。このまま行くと森田駅に行ってしまう。国道8号線の下をくぐってしまう。それではよろしくないので途中からいつもの通学路からはずれる。そして、国道8号線に出る。ここからしばらく国道8号線を走ることになる。

 この道路も丸岡の市街地をはずして、郊外を一気に福井市へ抜けるように作られているが、沿線は大型店舗や飲食店が多い。そういうところをしばらく走り、その後右へ曲がる。おそらく芦原温泉駅へは最短コースになるであろう県道を走るためである。

 水田の中の県道を走る。途中集落もある。工事のため片側交互通行のところもある。自転車でも通行が難しい。水田の中で丸岡町から丸岡駅のある坂井町になる。そうして、北陸本線のところまで出てきた。この道路自体は北陸本線をオーバークロスしている。前後にカーブがあり、道路自体内側に傾いている。この景色もいつも北陸本線から見ていたものである。そのまま陸橋を渡ってもよいが、それだときつい。その横の集落に入っていくと、踏切を渡ることができそうである。結局踏切で北陸本線を横断することにした。陸橋を見ると気温が17度という表示がある。今日は3月にしてはとても暖かい。この数日後、この陸橋を車で通っているのだが、その時は4度であった。

 集落を抜け、踏切を渡る。複線電化の線の踏切を渡ることは珍しいので、とても線路に対して威圧感を感じる。そこを抜けると金津町になる。その後は北陸本線に沿った水田の中を走る。少し建物もある。そして金津町の町の中に入っていく。そのまま町を抜けてしまってもよいが、ひとまず主要駅である芦原温泉駅に寄ることにする。そういえば1年前、路線バスで金沢から福井まで移動したときにこの駅前で乗り換えをしている。ここから大聖寺駅前まではその時の路線バスのコースに忠実に走ることになる。

 芦原温泉駅までちょうど1時間かかっている。だいたいそんなものであろう。トイレへ行き、そうして自転車のタイヤを見てみると空気が異常に減っている。とにかく積んで置いた空気入れで空気を補充する。それで大丈夫なようなのでひとまず出発することにする。

●芦原温泉駅−大聖寺駅

 芦原温泉駅を出て、金津町の中心部を抜ける。そうしてだんだんと建物が減ってくる。水田の中の谷をとなる。少し離れて北陸本線も並行している。この景色を見て鉄道模型のようだといった人もいるが、よくまとまっている景色である。そういうところをしばらく走り、ときどき集落もある。しばらく走ると細呂木駅である。金沢福井間と言わず、北陸本線の中でもかなり地味な駅である。後ろのタイヤはやはり空気が抜けている。特に道が悪かったわけでもない。とりあえず、空気の口を見てみると、虫ゴムが少しいたんでいた。おそらくこれが原因ではなかろうかということで、駅前にあった自転車屋さんから虫ゴムを購入する。パンク修理セットは持っていたが、虫ゴムは持っていなかった。虫ゴムの交換には水たまりの水が役に立った。そうして空気を入れて再び出発する。

 細呂木駅前を少し走り、左に曲がる。「加賀」という標識もある。この道は金津町営バスで通った道であり、それ以来何回か車でも通っている。水田の中の、少し集落もある道である。春になったばかりで天気も良い。ちょうどよいサイクリングである。そうして乗っていたが、やはり空気が抜けてくる。これはやはりパンクであろう。パンク修理セットも空気入れもあることだし、修理をしなければならない。ちょうど、町営バスのバス停があったのでその待合室の中でパンクの修理をすることにした。パンクの修理にはバケツの水を必要とする人が多いが、私はだいたい水なしで修理をする。少しずつ空気がなくなるパンクで、穴が小さいので見つかるか心配だったが、見つかった。無事修理をすることができた。何もない水田の中でパンクの修理をして、再び出発する。

 パンクの修理をしたバス停からすぐに、別の県道に出る。そこを右に曲がる。この県道は金津の中心部から来ているもので、地図上は細呂木駅を経由するよりも若干近い。ただし、車で通ったことがあるので分かるのだが、ここへ至までにかなりのアップダウンのある道である。そのため、ほとんど勾配のない細呂木駅前経由となった次第である。その県道に入ると、北潟湖に沿って走る。山の中の道であるが、湖に沿っているためアップダウンがない。景色もよい。くどいが、快適なサイクリングである。カーブのある道であるが、歩道がない。ときどきダンプが通り、その点では若干危ない。

 そういう県道を走る。車なら素直に道なりに進むが、自転車である。左に曲がれそうなところであった。これを通ると近道なのだろうかと思い、そこを通る。狭くなり複雑な道だったが、どういう訳か国道305号線に出てしまった。知らないうちに金津町から芦原町に入っていたのである。そして、北潟湖にかかる橋を渡り、再び金津町に戻る。そして、1年前バスを乗り換えた吉崎に着く。県境の直前であり、少し休み、再び出発する。

 しばらく、吉崎の史跡や、集落の中を走ると、すぐに石川県に入る。1年前の路線バスの時はこの県境を歩いているのだが、やはりあっけない県境である。それがいやなら、峠を越える県境だってあるのだが、それはやめておいた。今回は勾配を避けるということが基本方針である。そうして国道305号線を走る。石川県側の吉崎集落を抜け、水田と大聖寺川に沿って走る。少し退屈なところである。途中のコンビニで飲み物を買う。ペットボトルは便利である。北陸自動車道の下をくぐり、しばらくすると大聖寺の町に入る。大聖寺の町に入る直前に若干の坂がある。勾配を避けるという方針のため、少しの坂でもきついのだが、それを越えると本格的に大聖寺の町に入る。町のなかをしばらく走り、大聖寺駅前に着く。

●大聖寺駅−美川駅

 大聖寺駅で少し休もうとするが、特に疲れているわけでもなく、すぐに出発してしまう。芦原温泉と同じように少し町の中を走る。ここから加賀温泉駅前に行くのだが、どうもここから加賀温泉駅へは、列車に乗ると水田の中を走るのにもかかわらず、道路となると、勾配のない適当な道が考えつかない。とにかく、加賀市役所の前等、町の中を抜けていく。そして、そこからはずれて、なるべく線路に沿っていくようにすると、何となく線路から見慣れた景色を見て、北陸本線を踏切で渡り、北陸本線と並行する広い道に出る。これに沿っていくと確実に加賀温泉駅前に出ることができるはずである。水田の中をしばらく走ると、本当に加賀温泉駅前に出た。一応、道から外れて、加賀温泉駅前に行くが、例によって疲れていないのでそのまま出発してしまう。

 それから、その道をそのまままっすぐ行く。線路自体はその道から少し離れたところを走るが、その道をそのまま行く。この道も知らない道ではない。水田の中を走っていく。そして、しばらく走り、右側に町が見えてくる。あの町の中に入ると、動橋駅がある。大聖寺・加賀温泉と駅に寄ってきたのでその流れで動橋駅に行ってもよいが、また休まないのでそのまま町の中に入らずに、まっすぐ行くことにする。

 ここからは車でも走ったことのない道となる。何となく感覚で走らなくてはならない。事前に地図を見ているが、はっきりとは覚えていない。しばらく走ると、左側に国道8号線や小松バイパスの入り口が見えてくる。迷子になっていないことは分かるが、そこへ行くのは不本意である。その知っている地点からはずれるようにして右に曲がり水田の中を走っていく。そうすると北陸本線が見えてきた。踏切で渡るのである。毎日乗っていた線なのでどこかはよく分かる。ちょうど、この踏切が加賀市と小松市の境界でもある。踏切を渡るとき、左側には水田が広がっている。冬の晴れた雪の積もっていない日はここから見る景色は最高である。そういうところを通り、集落が断続的に続くところを走っていく。そうして、坂があった。勾配は避けたつもりだが、やはり坂があった。今回の数少ない坂で、続くわけでもないので登っていく。その後は、コマツの工場の近くを通る。粟津駅からはさほど離れていないらしい。そうしてしばらく進み、村松という交差点を右に曲がる。

 ここから水田の中を走る。この道はその時はじめて通った道だったが、今は仕事でよく利用する道になってしまった。ここから金沢市内までは、現在仕事でよく通る道である。水田の中のまっすぐな道である。車が高速で追い越していく。そういうところをしばらく走ると、右側に小松空港が見えてくる。自衛隊の建物がこちら側にある。そして、橋を渡る。かなり坂になっている。その橋を登ると、小松空港を眺めることができる。旅客機が停まっているところ、自衛隊の飛行機などが見える。橋を過ぎると、交差点。この交差点は小松インターから、小松空港まで行くときに通る交差点である。そこをまっすぐ行く。小松インターの前を通る道で、中央分離帯付4車線である。梯川にかかる橋を登り、降りてしばらくして小松インターの前を通る。そしてしばらくして交差点を過ぎると畑の中の2車線になる。

 しばらく、集落が右にありながらそういうところを通り、小松市から根上町になる。なおもそこを走り、ぎりぎり2車線のところを通る。ここはよく大型トラックがようやく通っている「難所」である。そして交差点を右に曲がり、少しまっすぐ行ったあと、安宅の関方面からの道と交差するので、その道を右に曲がる。根上町の浜通を通る道で、町が断続的に続いている。「木曽街道」と呼ばれる道である。店や幼稚園、そして住宅が続く。2車線のカーブのない道で、車で通っていても退屈する道だが、自転車だと程良い疲れでさらに退屈であった。そしてその道をそのまま走ると、工場が多くなる。そうしているうちに美川町に入る。工場が続き、小舞子駅の裏を走る。そして、県道金沢小松線が合流してくる。道の形や、交通の流れからして、こちらの直進の方がそのままのようであるが、この交差点からこの道は町道から県道になってしまう。そして県道になってすぐに美川大橋を通る。手取川に架かる橋である。車道を通らずに横に設けられた歩道を走る。すぐ下流には北陸自動車道が通り、すぐ海である。また、このすぐ上流には北陸本線の鉄橋がある。石川県一長い川だけあって、当然川幅も広い。九頭竜川ほどでないにしても、かなりの川幅がある。

 美川大橋を渡るとそのまま直進して美川町市街地に入っていく道と、市街地を迂回する道がある。どちらへ行っても目的地に着く。車で通るときは距離が少し長くても所要時間の短い迂回コースをとることが多いが、自転車なので距離を短くするためにそのまま市街地に入っていくコースをとる。商店や住宅があり、しばらくして美川駅に到着する。数年前に橋上駅になった駅で、町の大きさに比べて駅が立派である。何度か降りているので特に珍しくない。ただし、大聖寺・加賀温泉以来休憩というものがなかったのでやはり疲労が出てきた。10分ほど休むことにする。飲み物などを飲み、少しゆっくりする。

●美川駅−自宅

 10分休み、17時ちょうどに出発する。早く帰らなければ日が暮れてしまう。天気はもともと良かったのだが、曇りになりどんよりしてきた。初春の天気は変わりやすい。美川駅を出てそのまま金沢方面へ向かう。しばらく北陸本線が並行するがやがて見えなくなる。そのまま海沿いを進むため、金沢市街地へ向かう北陸本線を見る最後の機会であった。しばらくして市街地も途切れ、水田の中になる。そして水田の中で美川町から松任市になる。そのあと、さっき美川大橋を越えたところで別れた道と合流する。ここからはかなり海の近くを走る。しばらくは工業団地の中であるが、その後は広い水田の中になる。少し離れて右側に北陸自動車道が並行している。その向こうが海である。ときどき集落もありながら、水田の中を走っていく。少し小雨が降っているようであるが、傘やカッパを用意するほどでもない。その後はこの小雨が降ったりやんだりで、特にひどくならずに着くことができた。

 そうして、徳光CCZの前を通過する。北陸自動車道の徳光PAの横に海水浴場・松任市民温泉などを作ったものである。いつもは車で来るところだが、自転車で通過する。そして季節はずれのコスモス畑を通り、交差点を左に曲がる。金沢中心部へ行くならそのまま直進すればよいが、家の場所の関係でそのまま海沿いを進むことになる。しばらくは水田と集落のあるところを進む。右側に堤防のようなものがあるが、その向こうは砂浜である。実は石川県内に入ってからずっと海沿いにサイクリング道路があるのである。その道に沿って走ると楽なのだが、冬の日本海の強風でその道には砂が溜まっている。もうしばらくしないとその道は使うことができないようである。水田の中の集落から、畑と工場になる。そしてもうしばらくして交差点になる。本来県道「金沢美川小松線」はこの交差点を右に曲がって、少し行ったところで左に曲がり金沢方面を目指すが、少し前にここを直進する「しおさいロード」という道ができていた。車でも通ったことがなかったが、今回初めて通ることになる。その後は何度となく車で通っている道である。

 海のそばを通るのだが、間に防風林を挟んでいるため、場合によっては山の中の林道と間違えやすい。2車線の道路で、一応時速50km制限であるが、車の流れ的に時速70〜80kmで走ることが多い。自転車ではそれだけ出せないので、当然車が多く追い越していくことになる。車でこの道を運転することが多くなり気づいたのだが、この道を自転車で走るということはあまりよいことではないようである。路肩が広くない上に車の速さが速い。その時はそういうことも知らず、あるいは開通後あまり期間が経っていないことから今より交通量が少なかったので、自転車で通り抜けることになった。

 この道は防風林の中を通っている。それ以外の沿道風景はない。車では速いのだが、自転車だとかなり退屈である。いつまで経っても林の中から抜けることができない。そうしているうちに松任市から金沢市になった。これで福井から金沢まで自転車で走ったことになる。しかしこの林は終わらない。ずっと走りようやく抜ける。どこにでてくるのかと思ったら専光寺町の工場が多いところにでてきた。ここなら分かるところである。そこを抜け、交差点にでてくる。ここからはよく分かる。よく見慣れた景色を見て、18時5分に自宅に着いた。


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