浦本駅から、有間川駅、そして谷浜駅の先まで、北陸本線の頸城トンネルなどの大規模な改良に伴い、廃線となった区間があります。その路盤を利用して、糸魚川市から上越市まで「久比岐自転車道」があります。それをたどって行くシリーズです。ここでは浦本駅の付録として、浦本駅〜能生駅までをたどります。この区間は旧線にはトンネルがなさそうですが、列車からは見えない集落がいくつかあります。
浦本駅の駅名標と駅舎。
浦本駅のホームから。この先、トンネルに入っていくのが新線で、左側にそれていくのが旧線跡のようです。
駅を出て、しばらくは8号線の歩道を歩きます。上には線路跡らしき盛土が見えてきています。
浦本駅からトンネルに入る線路の横に、盛土が続いています。
少し勾配になってきます。
少し進んで振り返ったところ。浦本駅前に進んで行く国道8号線と、浦本駅のホーム横からの小道(この先は進めない)が交わります。
横を見たところ。北陸自動車道らしきものが見えます。
少し進んで、そして振り返ったところ。ここは既に廃線跡らしい雰囲気になりました。また、糸魚川市街地から続いてきた住宅地もここで終わり、逆から来るとここから糸魚川の市街地へ向けて住宅地が続く、というところになります。
先へ進みます。
振り返ったところ。
山側を見たところ。地滑り地帯故に新線が作られましたが、その苦労が見られるところです。
緩いカーブを描いて、海沿いに進みます。
振り返ったところ。市街地は遠くなっていきます。
さらに進みます。
山側を見たところ。
下へ降りていく分岐があります。
管理境界。国道8号線の歩道のような部分と、単独の部分があり、この先、管理境界は頻繁に現れます。
進むと、少し国道8号線から離れます。
能生駐輪場、ではなくそれはここから3.5キロ先のようです。
糸魚川市鬼伏というところで、この自転車道の中でこういう位置のようです。
先へ進みます。完全に国道8号線に沿っていないところが廃線跡らしいところです。
海側を見たところ。
線路としてはありそうな雰囲気です。
先へ進みます。横を見たところ。
北陸自動車道に沿って進みます。
さらに北陸自動車道に沿って進みます。
「崩山」というところのようで、北陸本線の難所だったところであることが偲ばれます。
先へ進みます。
集落を見おろすところへ。駅はありませんでしたが、このように集落がいくつも見られます。
横に道が並行しますが、集落を見おろすところです。
北陸自動車道も少し高いところを通っています。
また管理境界がありました。
振り返ったところ。
坂道を生活道路と一緒に降りていきます。
管理境界など。ここから国道8号線の歩道となります。北陸本線跡が国道の拡幅用地になった、というよりも、この区間はトンネル等だったが自転車道にはならなかった、と考えた方が自然なのかも知れません。
普通の歩道です。
国道8号線に沿って歩きます。
歩道から少し上に上がります。
上がっていくところ。おそらく、この区間は線路跡ではなさそうです。
上がったところ。このあたりからは線路跡らしい雰囲気です。
管理境界があって、自転車道(歩道)と生活道路が並行しているところを、集落を見おろしながら進みます。
さらに進みます。
海の方を見たところ。
山側を見たところ。
集落内を進みます。
神社の鳥居の奥を通ります。何となくこの構造から、廃線跡ということを思い出します。
「鬼」のつく地名が多いですが「鬼舞」でうs。
振り返ったところ。
先へ進みます。
住宅、そしてこの寺が道に対して背を向けているということは、やはり廃線跡です。
山側を見たところ。谷間のようで少し開けています。列車に乗っていると浦本〜能生の間に少しトンネルの外に出る区間がありますが、そのあたりのようです。
集落を橋のようなところから見おろします。
集落のそばを少し高いところから見ながら通ります。
海側を見たところ。
さらに進みます。
カーブして集落を通ります。おそらく、浦本〜能生の間で最も住宅が多い印象のところでしたが、一駅あってもよさそうなところです。「本線」でなかったらそれなりの駅ができていたような感じがします。
振り返ったところ。
自転車道を歩いているということを忘れる雰囲気です。
山側。神社があります。
先へ進むと、集落が途切れ、突如廃線跡らしい雰囲気が戻ってきました。
先へ進みます。紛れもなく廃線跡です。
木浦集落を振り返ったところ。
線路跡。風光明媚な場所ですが、それだけ難所だったということだと思います。
先へ進みます。
そのカーブを抜けると、能生の町が見えてきました。弁天岩が見えます。
またもや管理境界です。
前方に建物が見え、そして、町らしくなってきました。
線路跡らしい雰囲気で、町へ入っていきます。
下り坂になってきました。
おそらく廃線跡とは違うのですが、自転車道専用の橋を渡ります。
橋から見たところ。
町へ入ります。
自転車道ではありますが、町の中の生活道路でもあり、注意書きもあります。
自転車道らしく、歩道が広くなっています。
旧能生町役場が見えてきました。
旧役場です。一旦、今回はここまでにして、この続きは後日ということにします。
旧役場のところを右に曲がり、しばらく進むと(その風景は能生駅のページ参照)、能生駅へ到着します。