JR各線を巡る旅の記録

33 東北内陸部(1) 2日目要約


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 2日目 2001年7月21日
 【仙台】10:43発−(快速)→【山形】11:46着、12:10発−(普通)→【村山】12:44着、12:53発−(普通)→【さくらんぼ東根】13:00着、13:39発−(普通)→【新庄】14:31着、14:50発−(普通)→【余目】15:39着、16:02発−(普通)→【村上】18:15着、18:41発−(普通)→【新潟】19:53着、20:10発−(普通)→【関屋】20:20着
 仙台で「方面案内」自動放送のつづきを聴き、山形へ。仙山線に乗るには2回目だが、やはりこの線は素晴らしい。その後、ちょっと時間調整のため、村山→さくらんぼ東根間を逆走する。そうして昨日も来た新庄から、日本海側へ。余目あたりですでに帰ってきた気分になってしまう。


●仙台−山形(仙山線・奥羽本線)

 何となくブルーになっていた昨日。早めに寝たところ、昨日と全く気分が違う。やっぱり、単純に眠かったようである。

 カプセルホテルから、仙台の町を歩き、仙台駅へ。そして、昨日聴かなかった「方面案内」放送を聞いたり録音したりしながら、時間が経つ。もう、今回はこれでよいことにしよう。そうして、何度か行った、仙山線のホームへ行き、山形行きの快速列車に乗る。

 仙台から市街地を抜け、住宅・マンション。北仙台を通過して、山に沿う。しかしながら住宅は多い。山と住宅が入れ替わり現れる。そういうところをどんどん、通過していく。陸前落合を通過して、畑なども混じる。そうして愛子に停車。その後は、工場や畑、林も混じる。住宅が減り、水田。渓谷的な川も渡る。熊ヶ根を経て、山の中に入っていく。ニッカウヰスキーの工場もある。作並を過ぎて、さらに山は深くなる。奥新川を過ぎ、長いトンネルへ。宮城県と山形県、いや、仙台市と山形市の境界である。それにしても、一晩寝ただけで、全く気分のもちようが違うのである。今日の仙山線、面白くて仕方がない。

 トンネルの中でスピードが落ち、抜けると面白山高原。その後は、山をどんどん下っていく。山寺では、対岸の山に多くの寺があるようであった。そうして、谷が広くなり、水田・住宅・リンゴ畑。羽前千歳をすぎ、なぜか隣から近づいてきた標準軌の線路と合流。よく分からず、市街地になってきて山形に到着する。

●山形−新庄(奥羽本線)

 山形駅をちょっと眺めてから村山行きの電車に乗る。途中から新庄行きに乗ることになるので、それまで待っていればよいのだが、とりあえず乗ってしまう。

 標準軌なのだが、やっぱり山形新幹線新庄開業の時にできたロングシート車。ある程度空いているのでいい。

 山形を出て、市街地から住宅地、そして水田と住宅になる。さらに、さくらんぼ畑が広がる。天童付近で市街地になるのだが、またさくらんぼ畑などが広がる。住宅が増えたところでさくらんぼ東根・東根。さらに住宅や工場が増えて村山に到着する。

 ちょっと村山駅を眺めてから、次の新庄行きまで時間があるので、さっきの「さくらんぼ東根」駅に戻ることにする。高校生が沢山乗っている。座ることができない。ワンマン列車であるのだが、東根駅で降りようとしたおじいさんが、高校生の中をかき分けて、一番前へ。そうしないと降りられない。高校生は割と協力的に道を空けるのだが、そのおじいさん、編成のまん中ぐらいまで進んだところで列車は発車してしまった。車内から「あーあー」という声が一斉に聞こえてきた。

 この駅は、新幹線の開業できれいになった駅である。隣の東根駅でなく、この駅を「さくらんぼ東根」にして、新幹線を停車するようにしたようである。駅自体もきれいになっていて、市のコミュニティー施設を併設している。駅前は発展途上であるが、いろいろと建物ができそうである。とりあえず、コンビニで食べ物を買う。「おにぎり温めますか?と聞かれる。北海道でも聞かれたのだが、この質問がある南限はどこなのだろうか。そうして、駅前で太陽に当たりながらおにぎりとパンを食べていたのであった。

 そうして、新庄へ。村山から、水田が広がる。離れて住宅地がある。両側に山が近づく。大石田で9分停車。ちょっと駅前に出てみる。駅舎全体が階段のようになっている。北大石田を過ぎると、全体的に段差のある土地になる。芦沢を過ぎて、山へ。トンネルを抜け、下っていく。住宅が増え、舟形を過ぎ、町になってくる。陸羽東線が合流するが、これは昨日乗った路線。陸羽東線側に南新庄駅が見える。そうして市街地になり、新庄に到着する。

●新庄−余目(陸羽西線)

 新庄駅は昨日、ゆっくり見たが、ちょっと時間があるので、一旦駅前へ。そうして、陸羽西線の列車に乗る。

 新庄を出て、市街地から水田と住宅。升形を過ぎて、水田のある広い谷となる。羽前前波を過ぎると、川が見えてくる。川が蛇行しているところに広い土地。そこを走っている。古口を過ぎ、広く濁った最上川と、水田、道のある谷を走る。トンネルをいくつか過ぎ、谷の大部分を幅の広い最上川が占めるようになる。清川を過ぎて、谷から平野になる。米坂線にもこういう感じのところがあった。水田が広がる。少し離れたところにある住宅は、瓦屋根中心。東北なのだが、何となく北陸のような感じもする。もう、家の近くに帰ってきたような気分になってしまう。そうして、住宅や工場が多くなってきて、余目に到着する。

●余目−村上(羽越本線)

 余目駅で少し時間があり、その後は気動車で南下する。庄内平野の水田を見ながら、鶴岡へ。6分停車の間にちょっと駅前へ。その後は、水田なのだが、山が近づいてくる。陸前水沢から、さらに山へ。小波渡はまだ鶴岡市内なのだが、海が見えるようになる。その後は海とトンネルが交互に現れる。下りと違って、上りはトンネルが多い。

 府屋から新潟県。笹川流れの遊覧船の看板が今川駅にある。そうして、海と岩を見ながら、間島を過ぎて内陸に入り、村上に到着する。

●村上−関屋(羽越本線・白新線・越後線)

 村上駅でちょっと時間があった後、クロスシートの列車へ。水田の中を走るが、だんだんと日が傾いて、暗くなってくる。新潟に着いたときには完全に夜であった。

 その後、越後線の列車に乗り換え、関屋まで行く。関屋から、40分ぐらい歩いて、健康ランドへ。


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