JR各線を巡る旅の記録

34 四国・山陰 5日目 要約


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 5日目 2001年8月16日
 【米子】7:15発−(普通)→【鳥取】9:36着、10:14発−(普通)→【浜坂】10:56着、11:35発−(普通)→【城崎】12:29着、12:51発−(普通)→【福知山】14:16着、14:48発−(普通)→【綾部】15:01着、15:04発−(普通)→【東舞鶴】15:32着、16:35発−(普通)→【敦賀】18:41着、19:02発−(普通)→【福井】19:51着、20:45発−(普通)→【金沢】21:56着
 単純に米子から帰る。念願の餘部鉄橋も通るが、今度は下から眺めてみたい。和田山で山陰本線完乗。山陰本線というものに足を踏み入れてから、完乗まで10年以上かかっている。そのあとは久しぶりの舞鶴線・小浜線。


●米子−綾部(山陰本線)

 昨日から山陰本線に乗っているのだが、まだ完乗しない。とりあえず、ホテルを出て、米子駅へ。風呂とか、いつもと違うのだが、駅に近いというのも楽である。ほんとうは快速とっとりライナーでも、鳥取駅で追いつくのだが、起きることもできたし普通列車で鳥取まで行くことにする。

 米子を出て、住宅地から水田と住宅になる。大山も見える。名和あたりで海が近づいてくる。名和駅はホームがそのままちょっと広い土地になっていてそこに岩があり、その土地が山につながっている。木造の少し古い駅舎。良い雰囲気の駅である。海に近づいたのだが、ある程度海と距離を置きながら走っている。林や水田、住宅などがそれぞれの比率を変えながら現れる。時々、山のようになったりもする。由良を過ぎ、ちょっと距離を置いていた海が離れていき、倉吉を目指す。

 倉吉から少し山を越える。山の斜面には梨畑。鳥取県である。泊を過ぎ、海と住宅地、山を繰り返す。この列車、ワンマン列車で、2両目のドアが開かない。近郊型の気動車なのだが、そのため、クーラで冷やされた空気が外へ出ることがなく、結構寒くなっている。水田と住宅、山、時々海も混じる。末恒を過ぎてから住宅も増え、町になってきて高架の鳥取駅に到着する。

 鳥取駅でちょっと外へ出たりしつつ、早めに次の列車へ。鳥取を出ると、高架がしばらく続く。そして地上になり、だんだんと郊外になる。谷になってきて、とうとうトンネルへ。県庁所在地駅から、まだ一駅も過ぎていないのに景色の変わり方はすごい。というか、なかなか次の駅に着かない。そうしているうちに谷から前方の住宅地に降りていき、ようやく福部に到着する。その後は山と海、水田と住宅という景色が繰り返される。山と海が交互に現れるというのは、何となく去年の三陸海岸でも同じようであった。

 浜坂で乗り換える。特急「はまかぜ」も隣に停まっている。そのあとは、やはり海と山を繰り返すうちに、パッと景色が広がる。餘部鉄橋。一度は通ってみたいと思っていたが、ようやく夢が叶った。

 その後も海と山を繰り返す。三陸や山陰で共通したこの景色。その中に餘部鉄橋があったのであった。竹野を過ぎて、内陸に入っていき、城崎。

 ここで、乗り換える。このあたりになるとすでに関西圏。ポスターなどがやはり山陰とは違う。しかも、ここから電車である。

 城崎を出て、川沿いを走る。そして、川から離れると基本的に水田と住宅だが、時々山が混じる。そのような中で和田山。この駅到着をもって、山陰本線に完乗したことになる。乗り始めてから何年かかったのだろうか。

 和田山から山深い谷となる。深いが水田と住宅。そういう谷をカーブしながら上夜久野・下夜久野と進んでいく。トンネルを過ぎ、下に町を見下ろし、そこに降りていき、福知山に到着する。

 福知山は、10年ほど前に降りたことがある。何となく記憶があるような、ないような。とりあえず、うどん屋さんで、なぜかカレーライスを食べる。電子レンジで温めていた。

 10年ほど前は、逆方向で、東舞鶴から福知山まで気動車だったような気がするが、今回は電車になっている。この区間、山陰本線としては初めて乗った区間。その時は長大本線である山陰本線に、少しでも触れて、感動したのだが、今日は山陰本線を完乗したのだった。市街地を抜け、水田と住宅。工場が増え、綾部に着く。

●綾部−東舞鶴(舞鶴線)

 綾部から水田と住宅のある谷。道路沿いに駅があり、何となく覚えている景色である。西舞鶴の駅は橋上駅になってきれいになっていた。西舞鶴と東舞鶴の間で山越え。10年前は気動車で、やっと越えているような感じであった。電車になってパワーはあるのだが、やっぱりスピードを落としている。谷から町になってきて、高架になり、東舞鶴に到着する。

 この駅、いつの間にか高架駅になっている。10年前は、ちょっと構内配線の複雑な地上駅だった。駅舎も何となく古い、独特な感じであった。駅前は何となく、隅の方に昔の記憶がある建物がある。

●東舞鶴−敦賀(小浜線)

 おそらく、非電化の小浜線に乗るのは最後だと思う。といいつつ、あと1回ぐらい、乗ってしまうかも知れないが…。

 東舞鶴を出て、少し谷へ。そうして三松を過ぎると、海が見え始める。国道27号線にも沿う。その後は、リアス式海岸の若狭湾。ただし、三陸海岸とか山陰みたいに海沿いの山をアップダウンするのではなく、平坦なところを走る。海を挟んで対岸に、山を含んだ陸地がある。そうやって海の近くを走っていき、そのうち市街地になり小浜。12分ほど停車するので、少し駅前に出てみる。この駅を出て、しばらくすると私が通っていた大学のもう一つの「キャンパス」があるはずなのだが、よく分からなかった。

 その後は、水田が広がるところを走る。そうして三方を過ぎると、「三方五湖」が見えてくる。美浜からはちょっと山になる。その山の間から海を見下ろす。粟野を過ぎ、いつも北陸本線のループ線から見下ろしている景色を、ちょっと低いところから眺め、敦賀に到着する。

●敦賀−金沢(北陸本線)

 ここからはいつもどおりの路線。福井でいつもどおり乗り換え、金沢に到着する。


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