36　湘南　熱海ゾーン　１日目

　いつもどおりのこの列車。６時26分が６時24分になっても同じような感じである。とりあえず、敦賀の手前までは敦賀で切り離される６両目に乗っておく。福井を過ぎるとほんとうに乗客が少なくなる。

　３連休ということで、福井駅のホームは乗客が多い。しかし、こちらには乗ってこない。特急列車の乗客。サンダーバードに至っては立ち席が多く、自由席ではなく指定席から乗り込んでくださいという放送。

　南今庄を過ぎて、いつもの通り敦賀より先に行く３両目まで歩く。18きっぷの季節でないので、空席がある程度あった。

　長浜で新快速に。いつもはこのまま大阪や姫路まで行ってしまうのだが、今日は米原で降りなくてはならない。名残惜しい。そうして米原で快速列車に乗りかえる。すでに空席もなく、立ったまま名古屋まで行かなくてはならない。座りたければ大垣で新快速に乗り換えるということになろうが、名古屋で待ち合わせもあるので、そういうわけにも行かず、そのまま名古屋まで行く。こちらの方は１年に１回来ればいい方なので、景色が新鮮である。

　名古屋駅で大学の時の友人と会う。とりあえず、今日は小田原あたりへ行ければよいので、吉野屋へ行き、そのあと金山駅の近くの喫茶店で３時間ぐらいしゃべる。仕事が微妙に近いので、そういう話題も多いのだが、「あの人はどうなった？」「行方不明」みたいな会話の多いこと…。皆さん、どうしていらっしゃるんですか？。また18きっぷが余ったら来るわ〜、みたいな会話で終了。

　さんざんしゃべったあと、友人と別れ、新快速浜松行き。豊橋から普通列車になるのだが、乗り換えが少なくて楽。

　金山から住宅が多いが、所々水田がある。そういう感じで蒲郡。

【要約版文章】（詳細版ご希望の方は、【詳細版文章】のところまで読み飛ばしてください。

　蒲郡から時々みかん畑も混じる。そうして、住宅も多くなり市街地になり豊橋。豊橋から水田やら住宅を見ているうちに山を抜け浜名湖。結構落ち着く景色。弁天島あたりの松林もよい。そうして浜名湖が過ぎ、住宅が増えてきて、町となって浜松に着く。

【詳細版文章】（要約版のみご希望の方は【要約版・詳細版共通】のところまで読み飛ばしてください。

　蒲郡駅は高架工事中で、工事現場を過ぎて住宅地へ。山が近い。新幹線が並行し、トンネルへ。トンネルを抜け右側は住宅地を見下ろす。左側はみかん畑。起伏のあるところで、新幹線がアンダークロスしていく。住宅が混じる。川を渡り、飯田線と名鉄が並行する。そうして高架になって豊橋。

　豊橋を過ぎると住宅地であるが、水田が多くなってきて二川。一旦水田がほとんどになったが、住宅が混じり新所原。山へ入るが抜けて水田と住宅を見下ろす。前方に海のようなものが見え始める。浜名湖である。住宅地の中を走り、町になり鷲津。水田と住宅地、そうして新幹線が並行。川を渡り新居町。空いていた車内が一気に乗客で埋められる。平均年齢も高いし、男性が多い。この駅前には競艇場があったのである。新幹線を挟んで浜名湖が広がる。広い川のようなところを渡り、弁天島。少し浜名湖を見て、住宅と水田が混じる景色になる。住宅地の中で舞阪。うなぎ関係の広告が多い。畑の混じる住宅地を通り、高塚。そうして町になってきて浜松に到着する。

【要約版・詳細版共通】

　浜松での乗り換えの間に完全に外が暗くなってきた。発車して、乗客も多いことも手伝って、ほとんど外が見えない。乗客が徐々に減ってきて、静岡を経て、沼津。そうして乗り換えるのだが、三島あたりでもほとんど景色が分からない。そういえばこのへん、明るいうちに乗ることが少ないような気がする。三島・函南とゆっくり見てみたいものである。

　熱海で一気にＪＲ東日本という感じになる。発車メロディーがにぎやかになり、駅名標も変わってしまう。これから、ＪＲ東日本の世界に身を置くことになるのだ。

　熱海から、やはり暗くて分からないまま小田原まで。このあたりの景色は明日、見ることにしよう。

　小田原駅でまず、今日泊まる健康ランドの入場券を購入。こっちの方が安くなるらしい。そうして、その健康ランドへ向かう途中に吉野屋を見つける。どうも最近、旅の途中に吉野屋で食べると、次の食事も吉野屋になるという法則があるらしい。そうして、健康ランドはどこだろうか、と思ったら、すぐ斜め向かいにあった。ほんとうに駅から近かった。これだけ駅に近いとほんとうに楽。

　以前デパートだったところが健康ランドになったということだが、そういう気配は全くなかった。単純に建物が建っている場所がそういう感じであった。それにしても、インターネットに繋がったPCが使い放題（ただし、３台しかないので譲り合って…）というのが有り難いことで。夜使うことができなかったので、早朝使ったのだが、Webサイトの掲示板にレスを書き込むことができて、ほんとうによかった。