JR各線を巡る旅の記録

37 九州北部 2日目 要約



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2日目 2002年1月3日
【博多…福岡市交通局地下鉄】7:02発−(普通)→【西唐津】8:27着、8:50発−(普通)→【久保田】10:01着、10:15発−(普通)→【山本】11:04着、11:15発−(普通)→【伊万里】11:57着、12:03発−(松浦鉄道)→【有田】12:29着、12:45発−(特急みどり12号)→【武雄温泉】13:00着、17:50発−(普通)→【鳥栖】19:10着、19:12発−(普通)→【けやき台】19:21着

 これも乗ろうとしてなかなか乗れなかった筑肥線・唐津線。それと、その戻りに佐賀県武雄市の親類の家に寄る。


●博多−姪浜−唐津(福岡市営地下鉄 及び 筑肥線)

 博多発7時2分。駅前に宿を取るとほんとうに楽である。風呂に1時間入るつもりで起きようとしたのだが、多少の寝坊。30分ぐらいしか風呂にはいることができない。

 カプセルホテルを出て、一旦JRの改札へ行く。青春18きっぷに日付を押してもらうためである。今日は周遊きっぷ「福岡ゾーン」のゾーン券範囲から、はずれるところが大半であり、18きっぷを使う。別に、博多駅で押してもらわなくても、姪浜を過ぎて次で降りる西唐津でも、姪浜までの福岡市営地下鉄のきっぷを持っていれば問題ないのだが、余計なやりとりを防止するために、ここで押してもらう。

 そうして、再び駅前に出て地下鉄のりばへ。姪浜までは改めてきっぷを買わなければならない。

 しばらく待っていると、地下鉄が入ってくる。地下鉄…なのだが、列車がいかにもJR九州。違和感を感じつつも乗り込む。ここから姪浜の直前までは地下である。特に変わったものもない。

 姪浜の直前で地上に出て高架になる。意外と姪浜の駅は大きい。そうして住宅や海を見下ろす。下山門を過ぎても海が見える。そのあとは住宅や水田、団地などが中心。筑前前原で後ろ3両を切り離し、ワンマン運転になる。地下鉄から郊外の路線、そしてローカル線になっていくのであった。

 そうして水田や住宅が中心だが、筑前深江を過ぎると海が見える。これがトンネルなどに挟まれるが結構続く。稚内・小樽・本州各地と日本海を列車から眺めることができるが、ここでも見ることができる。これ以上、西へ行くと東シナ海となってしまう。

 虹ノ松原あたりで、松林が多くなり、東唐津を過ぎて唐津の市街地に入っていく。高架になり唐津駅に到着。

●唐津−西唐津−久保田−山本(唐津線)

 住宅を見ながら西唐津。さっきの唐津駅周辺と比べて、少し中心部からはずれているようである。駅前にも店は少ない。となると、朝食が調達できない。どうにか、駅の窓口が売店も兼営しているようで、ポテトチップスを手に入れることができた。

 西唐津から、唐津を経る。市街地からはずれて、水田と住宅中心。山本駅を過ぎると、伊万里方面への筑肥線と別れるのだが、線路が複線のように並んだまま、なかなか別れない。複線のようであるが、右側通行。そうして、こちら側にだけ本牟田部駅があり、それを過ぎてしばらくすると、オーバークロスして筑肥線が別れていく。

 その後は水田と住宅が中心。所々谷になっているところもある。多久付近でかなり住宅が増える。そうしてその住宅が減り、水田と住宅中心で久保田に到着する。

 そうして再び唐津線を山本まで戻る。山本駅は分岐駅なのだが、無人駅。何となく、宇部線の居能駅と雰囲気が似ている。近くの工業高校生がこの駅を建て直した形の駅舎の構想を絵にして貼ってあった。

●山本−伊万里(筑肥線)

 さらに筑肥線に乗る。この路線形態、複雑なのだが、かつてあった路線が廃止されたりとかそういうことが絡んでいるらしい。

 ほとんどの景色が水田と住宅。肥前長野駅の、雪が降ったら潰れそうな駅舎が印象的であった。桃川駅前には突然マンションがあった。住宅が増え、市街地になり、伊万里に到着。

●伊万里−有田(松浦鉄道)

 武雄市まで行く関係で、松浦鉄道に乗ることになった。伊万里駅自体は工事中。どのような駅になるのやら。

 松浦鉄道の車内放送、広告放送が入る。バスのようである。景色は水田と住宅が中心であるが、時折みかん畑も混じる。焼き物用であろう煙突がある工場がいくつかあって有田に到着する。

●有田−武雄温泉−肥前山口−鳥栖−けやき台(佐世保線・長崎本線・鹿児島本線)

 有田から特急に乗る。これは、普通列車だと待ち時間が多くなり、親戚の家の滞在時間が短くなってしまうためである。特急料金の安い地域で、自由席特急料金が300円で済む。

 特急「みどり」に乗るが、座る席は空いていない。デッキに立つことにする。帰省ラッシュ第1陣である。

 割と山の中を通る。単線であり、駅を通過する毎にスピードをかなり落とす。通過するのに駅の状況をちゃんと見ることができる。そうして武雄温泉。ここで親戚の家に行くために半日程度滞在。

 この駅で降りて、その親戚の家に歩いていく、というのははじめてであった。いつもは諫早から車で直接行くのである。しかし、迷わず到着。何となく雰囲気を覚えているだけだったのだが…。だいたいこういうことをして、この時間か、この時間、と2つ選択肢を用意すると、遅い方になってしまう。今回も、2つ用意していた日程のうち、遅い方になってしまった。

 ちょっと早めに武雄温泉駅まで送ってもらい、列車が発車する頃には外の景色が見えないくらい暗くなっていた。そうして列車。転換クロスシートなのだが、おしゃれである。さすがJR九州。そうして、暗い中を走っていき、鳥栖で乗り換え、けやき台で降りる。

●けやき台から

 今日は健康ランドで宿泊。けやき台駅で降りて、そのまま国道を歩いていくと、それほど歩かずに到着した。


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