かつて、北海道にはたくさんの路線がありました。その多くが廃止され、現在では往年と比べかなり路線が少なくなっています。その中で、1989年4月29日に廃止された標津線の駅だったところをいくつかご紹介致します。
標津線は釧網本線の標茶駅から、中標津を経て根室標津までと、根室本線厚床駅から中標津までの路線がありました。
取材日:全駅とも2003年8月15日
この駅跡は現在、鉄道公園となっています。
鉄道公園でもありますが、バス停としても重要な役割を果たしています。
鉄道の博物館としての建物があります。
実際にホームのあった場所かどうか分かりませんが、ホームが残され、列車も停まっています。また、廃止された各駅の駅名標も並んでいます。
いくつか並んでいるうち、この駅の駅名標。
現在のバスターミナルの建物
そのバスターミナルを発着するバスの時刻表。
はっきりしないんですが、このあたりに開栄という臨時駅があったらしいです。
多分この草むらの中に駅があったものと思われます。
多分、駅が残っていれば、ここは踏切になっていたものと思われます。
ほんと、臨時駅ともなればどこにどうやって駅があったか、分からないものです。
駅前、というか駅付近の状況。草原が広がっています。