抜本的な改良がされずに昭和の香りを残した駅でしたが、新幹線の新高岡駅と同様にこの駅も整備されることとなり、橋上駅として完成しました。しかしながら工事は一気には進まず、橋上駅が完成して旧駅舎が取り壊されるのを待っているという時期がありました。この、新旧が同居した何とも言えない時期の様子を「付録」としてご紹介します。なお、旧駅舎はこのページがアップされる頃には既に無くなっています。
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駅前の様子。
駅前の横側にあるビル。この駅の特徴の一つではありますが、昨今の消費者金融業界をとりまく環境が影響しているのか、看板が減っているような気がします。
●構内の様子
構内の様子をご紹介します。氷見線の7番のりばは旧改札口の前のホームのようでホームではなかったところに移転していますが、それ以外は大きな変化はありません。ただし、橋上駅のホームであり、ホームの上に今まで無かったものがあるため、雰囲気は変わったような気がします。
構内の様子。ホームの様子は大きく変わりませんが、ホームの上に大きなものがあるため、雰囲気が変わりました。
氷見線の7番のりば。今までは改札の前にあるホームのようなスペースだったところです。なお、橋上駅舎が完成する前の、跨線橋を暫定利用していた時期はこのホームを通り改札へ抜けていました。
城端線の1・2番のりば。越中大門・富山方面を望む。
西高岡・金沢方面を望む。
ホームから見た風景。新しい駅舎や駐車場の建物と、旧駅舎の高い部分を見ることができる少ない期間の風景。
普通列車の乗車位置案内。ホームには客車時代の名残も残っています。また、北陸本線の他の駅でも見ることができる乗車位置案内ですが、この駅の特徴は他駅のような「2列にお並びください」ではなく「1列にお並びください」になっていること。以前から「一列励行」という看板もあったように、「1列」へのこだわりが、この駅独特の乗車位置案内に引き継がれました。
橋上駅の真下の様子。今までと同じホームですが、特にこのあたりは雰囲気が変わった部分です。
橋上駅から眺めた越中大門・富山方面。貨物列車も混在するこの風景も少しずつ変わってきています。
●新駅舎の様子
新駅舎の様子をご紹介します。今までの高岡駅を知る者にとっては驚きの風景ではあります。この雰囲気が今後、駅前に広がっていくものと思われます。
橋上駅の入口の様子。
自由通路、古城公園口(旧北口)の方向。
自由通路、瑞龍寺口(旧南口)の方向。
改札内の各ホームへの通路。この通路の供用開始は橋上駅の完成よりも1年ほど早かったのでした。
●旧駅舎の様子
旧駅舎の様子をご紹介します。今までの高岡駅の様子が色濃く残っていますが、この空間は既に取り壊されてしまっているようです。
改札口だったところ。自由通路への通路であるため、改札は取り払われています。
旧改札内から改札口だったところを見たところ。
きっぷの券売機があったところ。
待合室入り口は既に閉鎖されています。ステーションデパートへは行くことができました。
改札だったところを抜けたところから7番のりば(氷見線ホーム)を望む。
7番のりばから見た改札だったところ。
跨線橋入口。
その階段を上ったところ。ここから新しい世界が広がっています。
●瑞龍寺口の様子
今まで南口だったところは「瑞龍寺口」になっています。旧駅舎の大規模な取り壊しがない分、新しい高岡駅の入口をいち早く見ることができる入口になりました。
駅舎入口。
階段を下りていくところ。
駅前の様子。かつての「南口」がそのまま駅前広場になっています。
南口にある「うどんそば今庄」。今までは待合室にもありましたが、この時はここだけのようでした。
解体される旧南口仮設駅舎。
●ステーションデパートの様子
高岡駅旧駅舎の2階や地下にあったステーションデパートです。旧駅舎の解体ということはこのステーションデパートも無くなることになります。最後の姿です。
ステーションデパート地下の様子。
駅舎の2階への階段の踊り場。
2階の様子。
中華料理屋さんだった店舗跡。
2階のメインである土産物屋。
2階には切手などを売っている店もありました。