国鉄・JR時代は能登白丸駅でした。降りると何もない駅、というのが能登線に2駅ほどありますが、リアス式海岸の複雑な地形を避けるために、山の中を通してしまった、ということなのです。結構離れる結果となりましたが、白丸の集落には小学校もあります。乗降客も全くいないわけでもなく、地元の方が乗降されるのを見かけます。この駅周辺で平成13年、列車が運休になるほどの山火事が起こってしまいました。周辺の木がかなり燃えてしまい、また、この駅の自転車小屋などの設備も燃えたようです。木々が修復された頃には、既にここには列車が来なくなっているのです。
構内の様子。本当に、山と狭い道路以外、何もありません。といいますか、駅の裏にある細い道、なんかものすごく急な感じがするんですが…。
公衆電話の案内。かなり遠くにあります。しかも、この公衆電話がある場所、詳しい地図を見ると、隣の九十九湾小木駅の方が断然近いようです。
駅を降りたらこのような感じ。山の中です。
駅前に立っている看板。平成13年の山火事の後、修復すべく植林が行われています。
宇出津・穴水方面を望む。山火事の前はこの平原は木で覆われていたのでしょう。牧草地のようになってしまいました。
構内の様子。平原が木で覆われる頃まで、ホームは残っているのでしょうか。