あいの風とやま鉄道についてはいろいろな制約から開業後にどんどん変化していっています。ここでは開業からおよそ1年の様子をまとめてご紹介します。なお、上記の取材日の表示の通り、本編(これもあとから付録になる予定です)及び7月11日現在、12月23日の様子は別ページにてご紹介しています。
北陸新幹線が華々しく開業した横で、同時に北陸新幹線も3社の第三セクター会社に引き継がれた日でした。今まで特急列車が賑やかに発着していたホームはひっそりとし、普通列車に乗っていてもすれ違う特急列車がなくとても寂しい・・・と思いきや、普通列車はかなり混雑していました。開業後、最初の1年は軒並み好調な各社。実はこの日から既にその初日からその兆候が出ていたのかもしれません。
この日初めて見ることができた駅名標。
まだJRカラーのあいの風とやま鉄道の泊行き電車。乗換案内に新幹線のマークが出ているのはこの日初めて。しかし特急列車の乗車位置案内はこの日、あいの風とやま鉄道の各駅に残っていたのでした。
全ての駅名標が変わったのでなく、JRの駅名標もJRマークが隠された状態で残っていました。
JRの駅名標とあいの風とやま鉄道の駅名標。そして特急列車乗車位置案内。
跨線橋の乗換案内。早くも「あいの風とやま鉄道線」になっています。また、昨日まで常にあった特急列車の案内がなくなっています。
仮設通路だったところ。
新幹線開業前は何となく工事の様子が見えたこの場所から、お客さんを乗せた路面電車の姿が見えるようになりました。
この日同時に開業した富山駅電停。
ホームの様子。あいの風とやま鉄道の駅名標と、しらさぎ・サンダーバードの乗車位置案内。
時刻表とJRマークの時計、しらさぎ・北越の乗車位置案内。時刻表に「あいの風とやま鉄道」の文字がなければJRの駅として違和感がありません。
この日から在来線のホームの売店の営業がなくなりました。
開業して1ヶ月ちょっと経った2015年4月20日、1〜3番のりば(東富山・石動・金沢方面と高山本線)は高架化されました。その直後の様子です。
電照式ではありませんが、駅名標の下に時刻表がある形式になりました。
413系電車と新幹線ホーム。
少し遠くから。
今から工事が行われる4〜6番のりばを見下ろしたところ。
乗換出口ができました。(詳しくは本編ページへ)
乗換口より乗換口から見た各ホームへの方向。
この段階では一旦旧1〜2番のりばへ行って跨線橋を通る仕組みだったので、1〜2番のりば自体は残っていました。この後取り壊されます。
北口在来線改札口のすぐ後ろの階段もこのように利用できました。
階段を上がって使われなくなったホームを通り跨線橋へ。
跨線橋の様子。
跨線橋の閉鎖部分。
特急列車の編成案内だったもの。
地上ホームとして残った5番のりばより。
5番のりばから見た4番のりば。この段階ではその奥にホームが残っています。
北口の改札口の様子。
開業して1年ちょっとが経過した3月27日の様子です。特に駅前広場はこの段階でほぼきれいになりました。なお、この間の7月・10月・12月の様子は当ページ上部に書いた通り、それぞれ別ページでご紹介しています。特に駅前周辺の変化は御覧頂けると思います。
JR駅名標は残っていますが、このホーム自体が仮設です。
駅舎の様子。
5番のりばから見た呉羽・石動方面。
4番のりばの方向。その向こうのホームは既に撤去されて、高架化に向けた準備が行われています。
5・6番のりばの様子。
ホームの先端からの東富山方面。ここからの風景も徐々に変わってきます。
ホームの先端からホームの様子。
旧駅舎跡の方向。暫定的に駐車場になっています。
駅前の様子。駅前もほぼ整備されたようです。
駅入口付近の様子。
路面電車周辺が特にきれいになりました。
電停の方向。
駅前より。
桜の木が植えられました。この後1週間程度でこの桜がきれいに満開になったようです。