2002年3月まで、加越能鉄道として運行されていた高岡駅前−越の潟間の「万葉線」(愛称)は、2002年4月より、第三セクターの「万葉線株式会社」として再スタートしました。正式には、高岡駅前−六渡寺間(7.9km)を「高岡軌道線」、六渡寺−越の潟間(4.9km)を「新湊港線」といい、両者、別々の歴史をたどっています。ただし、運転上は全く区別されずに、直通しています。
ここでは、昭和23年に開通した、地鉄高岡(現:高岡駅前)−米島口−伏木港(米島口−伏木港間は昭和46年に廃止)及び、国鉄新湊線の旅客営業廃止に伴って昭和26年に開通した、米島口−新湊(現:六渡寺)間の「高岡軌道線」を扱います。
高岡駅前から単線の軌道線で町の中を走り、広小路から複線となりまして、車庫のある米島口へ。ここから、一旦、専用軌道に入り、次の能町口から再び併用軌道。吉久−中伏木間で専用軌道に入り、六渡寺へ至ります。
なお、隣駅へのリンクで、各ページ「←高岡駅前方面」となっているものについては、現在は「←高岡駅方面」とすべきものですが、取材時は「高岡駅前方面」だったことを踏まえ、高岡駅電停改称後に取材しなおした電停を除いて、あえて「←高岡駅前方面」のままとしております。
高岡駅電停 たかおかえき
付録:高岡駅前電停だった頃の様子 たかおかえきまえ
末広町電停 すえひろちょう
片原町電停 かたはらまち
坂下町電停 さかしたまち
急患医療センター前電停 きゅうかんいりょうせんたーまえ
本丸会館前電停だった頃の様子
広小路電停 ひろこうじ
志貴野中学校前電停 しきのちゅうがっこうまえ
市民病院前電停 しみんびょういんまえ
江尻電停 えじり
旭ヶ丘電停 あさひがおか
荻布電停 おぎの
新能町電停 しんのうまち
米島口電停 よねじまぐち
能町口電停 のうまちぐち
新吉久電停 しんよしひさ
吉久電停 よしひさ
中伏木電停 なかふしき
六渡寺駅 ろくどうじ
庄川口駅以降は「万葉線 新湊港線」へ。