北陸本線が湖西線と別れ、一つ目の駅。山越えもどうにか落ち着いてきたあたりです。余呉湖が近くにあります。釣り人の一部の人の間では有名な湖ですね。釣りにも、ハイキングにも最適な湖です。平成2年に、配線が若干変わったため、少し変わったホームになっています。
この駅の窓口も、町の観光案内所を兼ねています。北陸本線の滋賀県内に入ってから、こういう形の窓口を持つ駅、結構多いと思います。また、写真上にも掲示物がありますが、この駅の掲示物で一通り、余呉湖の見どころが分かるようになっています。
この駅のホームから見た余呉湖と水田。稲刈りの季節になってきました。なお、列車に乗っていて、湖が見えたからと行って琵琶湖と勘違いしないようにしましょう。
この駅のホーム、なぜか幅が広いです。大阪駅の、環状線ホームぐらいのような気がします。実はこの駅、もともとは普通の広さのホームでした。そして、長浜・米原方面の線路が2本ありまして、通過用の線路(ホームから離れている)と、停車用の線路(ホームに沿っている)があったんです。平成2年に、停車用の線路がなくなりまして、通過用の線路に停車されることになったと。そうなると、停車用の線路まで距離があるんで、そこまでホームの幅を広げたんですね。そういうこともあり、ホームの案内標式など、ちょっと片側に寄っています。
ホームの先端。ここまで来ると、ホームの幅を広げた経緯がよく分かります。
駅舎から構内踏切を歩いて、少し通路がありますが、そのあたりから撮ったホーム。案内板など、ちょっと左側に寄っていますね。右側の方が付け足した部分です。