JR各線を巡る旅の記録

32 身延線・御殿場線 2日目 詳細版


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2000年12月24日
【平塚】7:19発−(普通)→【国府津】7:36着、7:58発−(普通・御殿場線経由)→【沼津】9:35着、10:01発−(普通)→【浜松】11:59着、12:05発−(普通)→【豊橋】12:39着、12:47発−(新快速)→【米原】14:48着、14:50発−(新快速)→【長浜】14:59着、15:03発−(普通)→【福井】16:57着、17:05発−(普通・小松から快速)→【金沢】18:36着

 御殿場線に乗車。JR東海完乗!。雲がなく、富士山がきれいであった。その後、東海道本線を下り、米原から北陸へ。太平洋側とあまりに天気が違いすぎる。

●平塚−国府津(東海道本線)

 早めに起きて、いつもの通り風呂へ。いつもなら、宿(健康ランド)から、駅までの徒歩時間を気にするところだが、今日はまったく気にしなくてもよい。数分でホームにたどり着ける。

 平塚を出ると、住宅や店や工場などの中に畑が混じる。右側に少し山が見える。海の方から太陽が出てくる。海も少し見え、大磯。駅毎で発車メロディーを聴くことができる。やはりJR東日本だなと思う。そうして、住宅中心の景色。軽く山を越えて、やはり住宅中心。そのうち、田畑混じるが、住宅地になり、少し町になって二宮。住宅を挟んで海が少し見える。ときどき軽く山があったり、住宅も段差あり、国府津に到着する。

 駅前のコンビニで朝食を買う。レシートを見て、ここが小田原市であることに気づく。ちょっと変わったホーム配置の構内を歩き、御殿場線ののりばへ。JR東海の車両。新しいが、車両数が少ない。ちょっと早めに国府津駅に来ているため、空席が多い。満席になることなく、発車時間が近づく。

●国府津−沼津(御殿場線)

  国府津を出ると、東海道本線がオーバークロスする。そうして、畑中心で住宅が混じる。新幹線、そして高速道路がオーバークロスする。左側に列車の車庫がある。そして、田畑に住宅が混じる。スピードが出ているがさほど揺れない。住宅地の中で、下曽我。そして、右側にに低い山があり、左側遠くに箱根の山、そして富士山が見える。しだいに住宅が減ってくる。そうして、再び住宅が増え、上大井。駅毎に車掌がきっぷを集めている。昨日乗った身延線と同じである。その後は、水田と住宅が中心。左側の山の上に大きなビルが見え、相模金子。駅の裏に柿の木があり、少し実が残っている。前方に山が見える。その山に高速道路がくっついている。そうして、町らしくなってきて、小田急がオーバークロスし、左にカーブして松田に到着する。

 松田を出ると、大きく左にカーブした関係で、今まで前方にあった山が、右に現れた。。高速道路は山にくっついている。富士山は前方に見える。左側に住宅を見下ろし、東山北。そして、左側も山が現れる。左右の山の間に住宅が多くなる。右の山には依然として高速道路がへばりついている。そうして、山北。高速道路がトンネルへ入っていく。。こちらも谷に入りトンネルへ。抜け、川を渡る。渓谷的な川である。深い谷になっていく。またトンネルを抜け、谷が広くなる。高速道路も山にくっついている。その中で谷峨。高速道路の高い橋を見ながら、トンネルへ。トンネルをときどき通りながら、川のある谷を駆け抜けていく。右前方に富士山が見える。畑もあり住宅などが増え、駿河小山。住宅を抜け谷へ。富士山が右側に見えるようになる。高速道路がオーバークロスする。谷の中で住宅が増え、足柄。谷から広いところへ出る。今までは富士山の前に山があってきれいに見えなかったが、このあたりからじゃまをするものがなくなって、きれいに見えるようになる。ほんとうに、他の山と違う、有り難さというか、存在感・見た目がまったく違う山である。富士山に関して、車掌の案内放送が入る。市街地になり、御殿場に到着。少し停車時間があったので、外へ出てみる。きれいに富士山が見える町。

 それにしても、天気もよいし、富士山もきれいである。太平洋側で天気がよいということは、地元では大荒れであることが多い。そうして、御殿場を出て、富士山を見ながら市街地を抜ける。高速道路がオーバークロスする。富士山が麓まできれいに見える。そうして、南御殿場。田畑と住宅地の中を走る。依然として、富士山が完全に見える。富士山の手前に工場がある。そういう、人工的なものでも、富士山と一緒になると、絵になる。富士岡を過ぎ、少し住宅が増える。木などもあり、富士山が完全には見えなくなる。少し山の中へ入る。戦前、この御殿場線が「東海道本線」で、複線だった頃の用地が並行している。そして、富士山後方に見えるようになる。木や工場、畑などがある。住宅が増えてきて町になり、岩波。その後は、町を見下ろす。住宅地と畑、水田中心の景色で、段差ある。富士山は後ろできれいに存在しているが、他の山も混じってきた。町になってきて、裾野。住宅、工場、店で田畑が混じるところが続き、下土狩。新幹線がオーバークロスし、市街地になってくる。富士山が右に見えるようになる。ここまで来ると、御殿場線からの富士山ではなく、東海道本線からの富士山と同じである。大岡を過ぎ、市街地になり、沼津に到着する。

●沼津−米原(東海道本線)

 沼津を過ぎると、住宅が中心。富士山と別れ、左側は海が近いことを感じされる松林。そのうち、工場が見えてくる。吉原を過ぎ、工場が多くあるところの中を走る。港も見える。新幹線オーバークロスし、富士。川を渡り、工場と住宅。そして富士山が見え、富士川を渡る。さっきから見てきた富士山も、このあたりで終わる。右側は山が迫り、新蒲原。工場地から住宅になり、蒲原。住宅地であるが山が迫ってくる。高速道路が海へせり出す。ある意味、太平洋側の親不知的なところのような気もするのだが、そんなに「難所」ということも聞かない。少し海が見える。港的な町になってきて、由比。山が迫り海に沿って走る。高速道路は山へ消えていく。少し海に沿い、広くなる。住宅が増え町になり 興津。そして今まで迫っていた山が遠くなり、住宅が増える。ときどき港も見える。町になり清水。そして、市街地を走る。新設駅の東静岡でも結構降りる人がいる。そして市街地を走り、静岡に到着。

 静岡を出ると、安倍川、用宗あたりまで市街地が続き、そして住宅地になる。少し海が見えトンネルへ。港という感じの建物が少しあり、市街地になり、焼津。その後、西焼津、島田まで住宅地。そして、山越え、茶畑が広がる。そのような中で、金谷。そして、新幹線が茶畑の中でオーバークロスする。このあたりから、茶畑のある山を越えて駅というパターンが掛川あたりまで続く。その後少し茶畑が混じるが、住宅が多くなる。高架になり浜松。

 浜松を出ると、高塚・舞阪あたりまで市街地。弁天島、新居町は浜名湖に沿っている。軽く山を越えて鷲津 もう少し越えて新所原。そのうち、市街地になってきて豊橋二等着。久しぶりの豊橋駅。いつの間にかきれいな駅になっていた。

 豊橋を出ると、市街地。川を渡り、田畑と住の景色である。その中で西小坂井と愛知御津を通過する。三河大津を過ぎて、新幹線がオーバークロスする。高台から海を見てトンネルへ。抜けて住宅地。そして、海を見下ろす。降りてきて三河三谷通過。市街地になり蒲郡。市街地を走り、三河塩津を通過。そして広い谷へ。その中で三ヶ根と幸田を通過する。市街地を抜け、田広がる。左右の山が遠ざかる。そのうち、市街地になり岡崎。市街を走り、矢作川を渡る。水田と住宅の景色になるが、市街になり安城。市街地を走り、三河安城通過。水田と住宅を走るが、そのうち、前方に市街地が見えてくる。その中に入り、刈谷。その後は、住宅が多くなり、ひたすら西へ進んでいく。名古屋・尾張一宮、そうして岐阜を経て大垣から山も多くなり、米原に到着する。

●米原−金沢(北陸本線)

 米原で新快速どうしの乗り換え。ただし、太平洋側の人がよくやる乗り換えでなく、長浜行きの新快速に乗り換えるのであった。金沢から名古屋方面へ行き来するとき、何となく関西をまともに通った気分になるのは、この米原−長浜間で、新快速列車に乗るためだからかもしれない。

 長浜から、北陸本線の普通列車。やはり、富士山を見ていた頃とまったく天気が違う。この天気の違いで滅入りながら、家に帰るというのは、冬、日本海側の人間が太平洋側へ行く旅をすることの宿命らしい。


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