JR各線を巡る旅の記録

41 最後に首都圏その1 1日目 要約


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1日目(2002年9月21日)
 【金沢】9:58発−(特急はくたか7号)→【越後湯沢】12:44着、13:10発−(新幹線たにがわ442号)→【高崎】13:41着、14:39発−(普通)→【大前】16:37着、17:03発−(普通)→【高崎】18:52着、18:58発−(普通)→【桶川】20:12着

 普通列車で行こうと思えば、金沢発5時台の列車で行けたのであるが、「周遊きっぷ」や「普通のきっぷ」を使ったときだけの道楽。たまには特急を使わせていただくことにした。吾妻線往復のあとは、桶川まで行く。

●金沢−高崎(北陸・信越各本線、ほくほく・上越各線、上越新幹線)

 とりあえず、今日は吾妻線往復できれば、それでよい。そして、大前行きの列車は少なく、14時39分高崎発のその列車に乗れれば、それでよい。普通列車で行くと、5時台。しかしまあ、18きっぷと違って、特急料金さえ払えば、特急に乗れるのである。何なら、特急「はくたか」の160キロ運転にも乗ってみたい。等と、うだうだ考えて、時刻表を逆算。1本前だと、福井発。自由席は確保できるのだろうか、等と考えているうちに、結局、10時近くに金沢駅を出ることとなった。

 ちょっと早めに行き、自由席で確実に座る。3両目と4両目の間、通り抜けができないところの、端の方。つまり、列車の出入り口へ行こうとすると、1両分歩かなければならないところに座ることにする。

 いつも見る路線を進んでいく。前の席には、雷鳥かサンダーバードから乗り継いできたと思われる、関西弁をしゃべる若い女性のグループ。「近鉄」とかという言葉が普通の人から出てくるのは、関西らしい。そのうち、マニアックな若手漫才師の名前がどんどん出てきた。出てきた漫才師、全て分かりました。

 少し前に「区間全駅」で、丹念に降りたり、行ったり戻ったり、ということをやっていたところを、高速で過ぎていく。そうしているうちに糸魚川。かなり多くの乗客が降りていく。

 直江津に着いても、降りる必要がなく、進んでいく。犀潟から北越急行に入る。実はここから、初めて乗ることになる。高架を進み、北陸自動車道をオーバークロス。高速の上を通るというのは新鮮である。そうして、水田の中を突き進む。トンネルに入ることも多く、スピード感はさほど感じない。そのうち眠くなって居眠りをしてしまう。気が付くと、交換のため停車。高速列車であるが単線区間なのであった。なお、この「ほくほく線」に関しては、帰りに快速列車に乗っているため、そこで詳しく車窓を見ることにする。

 そのうち、六日町から上越線に入る。普通列車で乗ったことのある区間であり、だいたい見覚えのある景色であった。スキー客向けの施設などを見ているうちに、越後湯沢に到着する。

 越後湯沢から、すぐに「あさひ」があるのだが、これに乗ると高崎を通過してしまう。そういうことで、「めかぶうどん」を食べ、その次の「たにがわ」に乗る。ここから、「周遊きっぷ」のゾーンに入ってしまう。そのため、新幹線の自動改札にはゾーン券だけを通す。

 この「たにがわ」は越後湯沢始発。非常に空いた、広い新幹線の車両に乗り込む。越後湯沢を出て、すぐにトンネル。トンネルを出たと思ったら、上毛高原。左側には上越線の沼田・後閑といった駅があるのだが、そこまで詳しく見えない。そうして、再びトンネル。トンネルを出て、非電化の線路をオーバークロスする。これが今から乗る吾妻線であった。そうして、長野新幹線と合流し、高崎駅に到着する。

●高崎−大前−高崎(上越線・吾妻線)

 高崎に着いても1時間弱、待ち時間がある。とりあえず、駅前へ行ったりするが、さほど時間もつぶせず、ホームをウロウロする。

 時間が近づいて、入ってきた列車はロングシート車。これなら別に慌てる必要のなかったのであった。

 高崎から市街地が水田と住宅地になっていく。前方に山が見える。渋川から吾妻線に入るが、すぐに別れる。そのあとは、山と山の間に水田と住宅がある景色となる。金島を過ぎると、先ほど通った上越新幹線がオーバークロスする。そうして、川沿いの、水田と住宅がある谷を進んでいく。中之条で特急とすれ違う。岩島を過ぎ、この谷にも段差が出てくる。そうして狭くなり、トンネルを抜け、渓谷的になる。その中に、日本一短いトンネル、というものがあったような気がする。川原湯温泉で、温泉街が少し見えた。渓谷を見つつ進んでいき、谷が広がり住宅が増え、長野原草津口。そうして、再び谷を通る。時々広くなって、住宅があることもある。ほとんどの列車が終点となる万座・鹿沢口ではほとんどの乗客が降りていく。川と住宅と水田の谷を通り、住宅が減って大前に到着する。

 大前駅では少し時間があるので、ちょっと駅前を散歩。川を渡り、対岸まで行き、ちょっと階段を上って道路に出る。そうして、特に何を見るということもなく、戻ってきて、列車に戻る。

 帰りは同じ景色をゆっくりと、と思ったが、居眠りをしてしまい、気が付くと渋川の手前。外もかなり暗くなり、そのまま上越線に入り、高崎に着く。

●高崎−桶川(高崎線)

 そのあとすぐ来る列車で今日泊まろうとする健康ランドのある桶川へ行く。周遊きっぷの「ゾーン券」はここまでなので、ここから普通のきっぷを購入。

 入ってきた列車は、クロスシートもある列車。編成の割には乗客も少なく、4人がけのボックスを独占して、快適に進む。さっきは、クロスシート車の多い中でのロングシート。今回は逆であった。ゆっくり居眠りできるかと思ったが、居眠りすることなく桶川に到着する。

 この駅から健康ランドは、歩いて15分ほど。町の中を歩くので、特に苦労することなく、到着。この健康ランド、カプセルホテルもあり、先にそこの料金も払っておく。一度入浴してから、食事。無性にビールを飲みたくなったのだが、どうも一人で、こういうところで飲むというのも抵抗があり、我慢する。もう一度入浴し、カプセルでゆっくりと休む。


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