JR各線を巡る旅の記録

41 最後に首都圏その1 3日目 要約


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3日目(2002年9月23日)
 【桶川】8:05発−(快速碓氷号)→【高崎】9:01着、9:05発−(新幹線MAXたにがわ433号)→【越後湯沢】9:36着、10:35発−(快速・北越急行経由)→【直江津】11:44着、11:59発−(普通)→【糸魚川】12:37着、13:02発−(普通)→【富山】14:12着、14:20発−(普通)→【金沢】15:15着

 偶然乗れた快速から、間に合ってしまった新幹線で、越後湯沢へ。そのあとは、北越急行快速列車で、トンネル内で上映される「プラネタリウム」を見つつ、直江津へ。あとはよくある話。

●桶川−高崎(高崎線)

 朝起きて、昨日と同じように、昨日と同じ風呂へ。そうして、昨日と同じ道を桶川駅へ向かう。高崎までのきっぷを買い、昨日とは反対側のホームへ。間もなく列車が入ってくるが、予定より早く、ロングシートでもあるのでパス。そうして、少し時間があるな、と思ってくると、「間もなく列車が…」という自動放送。列車が来る時間でもないのに、と思っていると、クロスシートの、急行型列車が入ってくる。肉声放送で「普通乗車券・定期券でご乗車できます」ということであり、面白そうだったので乗ってみる。快速碓氷号横川行き。大型の時刻表だと、定期列車と同じページに載っているのですぐ気づくのだが、小型時刻表は臨時列車が別ページになっている。

 目の前に来たのは指定席だったので、とりあえず自由席まで走り、そこから乗る。そこそこ埋まっていたが、車両を渡り歩くと、空いているボックスを見つけたので、ゆったりと座る。何となく、北陸本線の普通列車に乗っているような気分になる。

 桶川を出て少し畑が混じる。その後、駅付近は住宅ばかりだが、駅間で畑が混じるようになってくる。北鴻巣を通過するが、前を走っている列車の関係で、吹上通過時には徐行をするようになってきた。吹上を過ぎると、水田が広がるところも出てくる。

 新幹線が近づき、町になって熊谷。さっき、桶川でパスした普通列車をここで追い越す。そのため、熊谷を出ると、駅通過時に徐行をしなくてもよくなった。

 熊谷を出て、貨物駅を通過。籠原を過ぎると車庫が広がる。その後は住宅と畑が中心となる。それがそのまま続き、町になってきて高崎に到着する。

●高崎−越後湯沢(上越新幹線)

 結局、乗る予定だった普通列車の1本前の普通列車を追い越してきた形になったので、予定よりかなり早く高崎に着いてしまった。とりあえずそのまま新幹線のりばへ歩いていくと、1本前の新幹線に間に合ってしまった。快速列車到着から、新幹線発車まで4分しかなかった計算になるが、とにかく走ることなく間に合ってしまったのであった。せっかくなので乗ることにする。

 2階建て新幹線。とりあえず2階に座った。6列シート。ガラガラなので、ゆったり座るが、全席埋まるくらいの乗車率だと、本当に苦痛だろうと思う。何となく詰め込まれているという感じがする。

 2階に乗ったのはよいが、ほとんどがトンネルであるこの区間。上毛高原駅でちょっと変わった角度からホームを眺めた以外は、さほど珍しいこともなく、この列車の終点、越後湯沢に到着する。

 何だかんだと早く来てしまったので、この駅で1時間ほど時間がある。外へ出てみるが、雨も降っているので外をウロウロできず中へ。ただ、おみやげ物屋とか日本酒の博物館のようなものなど、いろいろとあるので、駅舎の中でも結構時間を潰すことができた。

●越後湯沢−直江津(上越線・北越急行ほくほく線・信越本線)

 来るときは特急「はくたか」で来た。帰りもそれでもよいのだが、特に急がないので、その後に出る「快速」に乗ることにする。2両で、後ろは通常の車両、と思って前へ行くと転換クロスシート。とりあえずそちらに座る。

 家族連れが乗ってくる。小さい子供。泣き出している。ものすごい。昨日の京葉線といい、今回は小さい子供の泣き声が多い。結局、この車両、ちょっとしたデッキがあるためそちらへ移動していたようである。

 越後湯沢から六日町までは、以前、上越線の普通列車として詳しく見ているので省略する。六日町を出て、上越線と別れ、登っていく。魚沼丘陵を過ぎて、トンネルへ。この車両、プラネタリュームのようなものの設備があり、トンネルに入ったら車内を真っ暗にして、それの上映が始まる。トンネル区間が多いのだが、結構面白い。ちなみに、2両目は通常の明かりのある車両で、本を読みたい人はそちらの車両へ、ということだった。

 トンネルの中で美佐島駅を通過し、トンネルを出てすぐ、しんざ。高架で町を見下ろして十日町。再びトンネルに入り、プラネタリュームが始まる。トンネルの中で、停車中の列車とすれ違う。その後は、トンネルか、外では山の中に水田があるという景色であった。くびきを出て、水田が広がる。そうして、松林を過ぎ、北陸自動車道をオーバークロスし、松林を抜け、カーブして信越本線と合流し、犀潟。その後はいつものように直江津に到着する。

●直江津−金沢(北陸本線)

 直江津からいつものように北陸本線へ。なぜか糸魚川で乗り換えなのだが、乗り換える列車も富山方面から糸魚川で折り返す列車。ここで、寝台列車改造列車から、通常の普通列車に乗り換える。そうして、いつものように糸魚川駅で釜飯を買う。

 その後は、半分眠りつつ、「区間全駅」の取材で少し前に一駅ずつ降りていた駅を見ながら、富山で順調に乗り換え、金沢まで戻る。


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