JR各線を巡る旅の記録

29 東北沿岸部 概要


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●日程

1日目・2000年8月13日
【金沢】5:35発−(石動まで快速、その後は普通)→【富山】6:27着、6:30発−(普通)→【直江津】8:36着、9:13発−(普通)→【長岡】10:49着、11:23発−(普通)→【新津】12:05着、12:20発−(普通)→【新発田】12:53着、12:57発−(普通)→【村上】13:33着、13:41発−(普通)→【酒田】16:02着、17:10発−(普通)→【秋田】18:56着、19:44発−(普通)→【森岳】20:37着
 「普通列車でどこまで行けるか」の実践になりつつある最近の旅。今回は北の限界を目指す。そのまま乗っていたら限界の大館まで行くことができるが、翌日の乗り換えと宿(健康ランド)の関係上、森岳まで。今回もそれほど苦痛にならなかった。

2日目・2000年8月14日
 【森岳】6:35発−(普通)→【東能代】6:51着、7:57発−(普通・五能線経由)→【弘前】12:43着、13:08発−(普通)→【青森】13:52着、15:43発−(普通)→【三厩】17:11着、17:39発−(普通)→【蟹田】18:20着、18:57発−(普通)→【青森】19:39着、20:16発−(普通)→【新青森】20:21着
 念願の五能線乗車。数少ない直通列車で。今回の旅のハイライト。それと津軽線の未乗区間である中小国から三厩まで。北海道へ行くときに通るところで、北海道へ行く気分にもなる。

3日目・2000年8月15日
 【新青森】8:11発−(普通)→【青森】8:19着、9:40発−(快速しもきた)→【下北】11:17着、11:29発−(下北交通 普通)→【大畑】11:59着、13:30発−(下北交通 普通)→【下北】14:00着、14:10発−(快速しもきた)→【大湊】14:15着、15:36発−(普通)→【野辺地】16:36着、16:47発−(普通)→【二戸】18:50着、18:55発−(普通)→【八戸】19:42着
 大湊線の乗車が目的だが、廃止が決まっている下北交通にも乗っておく。その後、八戸−二戸間を意味もなく往復しているが、これは乗りつぶしの為だけの行為。

4日目・2000年8月16日
 【八戸】7:11発−(普通)→【久慈】9:03着、9:45発−(三陸鉄道北リアス線・山田線・三陸鉄道南リアス線経由・普通)→【盛】13:56着、14:44発−(普通)→【一ノ関】17:20着、18:02発−(普通)→【北上】18:41着
 八戸線と、大船渡線未乗区間である盛−気仙沼間をどうしよう、それぞれ往復するか、という計画を考えていたが、面倒なので一気に三陸鉄道まで乗ってしまうことにした。ひたすらリアス式海岸を眺めていた日。

5日目・2000年8月17日
 【北上】8:07発−(普通)→【花巻】8:18着、10:34発−(普通・釜石線・山田線経由)→【宮古】14:36着、14:46発−(普通)→【岩泉】16:23着、17:20発−(普通)→【茂市】18:12着、18:31発−(普通)→【盛岡】20:40着
 もしかしたら乗れないのではないか、廃止の方が先になるのではないか、あるいはもしかすると完乗をここで迎えてしまうのではないか、と思っていた難易度の高い、1日3往復しかない岩泉線、ここを乗ることを第一条件に、釜石線と山田線を乗車。山田線の海岸部分は昨日も乗っている。また、山田線の茂市を過ぎてしばらくすると真っ暗になってしまった。仕方がない。

6日目・2000年8月18日
 【盛岡】8:08発−(普通)→【一ノ関】9:37着、9:47発−(普通)→【小牛田】10:33着、10:37発−(普通)→【石巻】11:12着、12:26発−(普通)→【女川】12:54着、13:01発−(普通)→【石巻】13:29着、13:58発−(快速うみかぜ)→【あおば通】14:57着…(徒歩)…【仙台】15:20発−(普通)→【岩切】15:29着、15:34発−(普通)→【利府】15:40着、15:59発−(普通)→【仙台】16:19着、16:30発−(普通)→【福島】17:50着
 盛岡からの南下と、仙台周辺の乗りつぶし。この数日ずっと見ていた三陸海岸のけりを付ける松島海岸を眺める。それと、いずれは乗っておかなければならない岩切−利府間。福島へは早めに着いて早めにカプセルホテルで寝る。

7日目・2000年8月19日
 【福島】8:18発−(普通)→【米沢】9:05着、10:24発−(快速べにばな)→【新潟】13:04着、13:18発−(普通)→【長岡】14:31着、15:19発−(快速)→【直江津】16:23着、16:36発−(普通)→【富山】18:40着、18:43発−(普通)→【金沢】19:46着
 福島から念願の板谷峠を越える。スイッチバックが解消されたといってもやはりよい。その後は一度乗っているがきちんと外を見ていなかった米坂線を通り、後は普通に帰ってくる。

●経緯

 2月の繁忙期のからみで、今回の盆休みは両端に土日を入れた9連休になる。そのため、普段行くことができないところへ行かなくてはならない。そう言って最初に思いつくのが「北海道」であるが、北海道へこの時期に行くと、1.青春18きっぷの季節でしかも夏となるとおそらく混んでいる。2.北海道へ18きっぷで行くとなると、アクセスや道内での移動でものすごく時間がかかる、ということでこれは却下。北海道は5月の連休に周遊きっぷで行くのが最もよいと思っている。次に九州。これは前回、行ったばかりである。これも却下。

 JR完乗マップを眺めていると、空白が目立つところが3ヶ所あり、東北・関東・山陰。東北はいずれ時間をとって行かなければならないと思っていた。そこで今回は東北方面とした。

 東北は去年何回か行くことを試みていた。そのうち一回は北海道になり、もう一回は四国へ行く予定が台風の影響で東北の北の方、と考えたがこれまた台風の影響で郡山・茨城方面となってしまった。その時、行こうと考えていたのが周遊きっぷの「田沢湖・十和田湖ゾーン」という、田沢湖線、北上線、花輪線、男鹿線方面であった。ということはこのきっぷで自由に乗ることができるこれらの線は、今回乗る線としては優先順位を低くすべきものである。いずれそのきっぷで乗りに行く。等と考えていて、優先順位を考えるとやはり乗りたい!と思っていた線が上位であろう。五能線・津軽線・岩泉線等。これらを優先的に、と予定を組んだら、今回は沿岸部中心となってしまった。内陸部については周遊きっぷ+地元の乗り放題きっぷで、どうにか1回で終わるかも、という含みを残すこととなった。

●全体の印象

 今回は海ばかり眺めていたような気がする。ということもあるが、親戚が絡まない旅で過去最長であり、また、全く特急・急行を利用しないという旅でもあった。さらに、夜行列車も全く利用しないということにもなった。どうも最近特急などに乗ることが面倒になってきている。


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